2026.07.06
セラミックやCAD/CAM冠とはどんなもの?保険と自費の違いを解説
むし歯や歯の破折などによって歯を大きく削った場合、被せ物による治療が選択されることがあります。被せ物には、自費のセラミックや保険のCAD/CAM冠などさまざまな種類があります。どちらも白い被せ物ですが、保険適用の有無や費用、見た目、耐久性などに違いがあるため、それぞれの特徴を理解したうえで選択することが大切です。今回は、セラミックやCAD/CAM冠の特徴、保険と自費の違いについて、京都府向日市の歯医者 もりした歯科医院が解説します。
1. 自費のセラミックとは
自費診療のセラミック治療は、見た目や機能性を重視した被せ物治療の一つです。まずは特徴や使用される素材について確認していきましょう。
①セラミック治療とは
セラミック治療とは、陶材を使用した被せ物や詰め物によって歯の機能や見た目を回復する治療です。天然歯に近い色調を再現しやすい特徴があります。
②使用される素材の種類
自費診療ではオールセラミックやジルコニアなど複数の素材が使用されます。それぞれ強度や見た目に違いがあり、歯の状態や治療部位に応じて選択されます。
③見た目の特徴
セラミックは透明感があり、周囲の歯になじみやすい特徴があります。色調も細かく調整できるため、天然歯に近い見た目を目指しやすい素材です。
④耐久性の特徴
ジルコニアなどのセラミック素材は強度に優れており、適切な管理を行うことで長期間使用できる場合があります。ただし、使用状況や噛み合わせによって個人差があります。
⑤機能面の特徴
セラミックは表面が滑らかなため汚れが付着しにくく、変色しにくい特徴があります。また、金属を使用しない素材であることから、自然な見た目を維持しやすい被せ物として選ばれています。
自費のセラミックは見た目や機能性を重視する方に選ばれることがありますが、費用や適応症例も踏まえて検討することが大切です。歯の状態や希望に合わせて、歯科医師と相談しながら適切な素材を選択しましょう。
2. 保険のCAD/CAM冠とは
CAD/CAM冠は保険診療で選択できる白い被せ物です。近年広く普及しており、銀歯以外の選択肢として選ばれる機会が増えています。
①CAD/CAM冠の特徴
CAD/CAM冠はコンピューターによる設計と加工によって作製される被せ物です。歯型の情報をもとに設計データを作成し、専用の機械で削り出して製作されます。均一な品質で作製できることが特徴です。
②使用される素材
CAD/CAM冠はセラミックとレジンを混ぜたハイブリッドレジンブロックから作られます。セラミックのみで作られた被せ物ではなく、それぞれの素材の特徴を組み合わせた材料が使用されています。
③保険適用の条件
CAD/CAM冠は一定の条件を満たした歯に対して保険適用となります。ただし、すべての歯に適用できるわけではなく、歯の部位や噛み合わせの状態によっては適用できない場合もあります。
④見た目の特徴
CAD/CAM冠は金属を使用しないため白い見た目が特徴です。銀歯と比べて目立ちにくく、口を開けたときの見た目が気になる方に選ばれることがあります。
⑤耐久性の特徴
CAD/CAM冠は保険診療で使用される白い被せ物として一定の強度を備えています。ただし、使用状況や噛む力によっては摩耗や変色がみられる場合があり、定期的な管理が大切です。
CAD/CAM冠は保険診療で白い被せ物を選択できる治療法ですが、素材の特徴や適応条件を理解したうえで選択することが大切です。
3. 自費のセラミックと保険CAD/CAM冠の違い
どちらも白い被せ物ですが、素材や性能には違いがあります。それぞれの特徴を比較しながら確認していきましょう。
①素材の違い
自費のセラミックは陶材やジルコニアが使用されます。一方でCAD/CAM冠はハイブリッドレジンが主成分であり、素材そのものが異なります。
②見た目の違い
セラミックは透明感や色調の再現性に優れている傾向があります。CAD/CAM冠も白い被せ物ですが、見た目の自然さには差が生じる場合があります。
③耐久性の違い
セラミックは変色しにくく摩耗にも配慮された素材です。CAD/CAM冠は使用年数や噛む力によって摩耗や変色がみられることがあります。
④費用の違い
CAD/CAM冠は保険診療のため比較的費用を抑えやすい特徴があります。一方で自費のセラミックは全額自己負担となるため費用が高くなります。
⑤どちらが向いているのか
費用を重視する場合はCAD/CAM冠が選択肢になります。見た目や耐久性を重視する場合は自費のセラミックが検討されることがあります。
それぞれにメリットと注意点があるため、一概にどちらが良いとは言えません。歯の状態や希望に合わせて選択することが大切です。
4. 京都府向日市の歯医者 もりした歯科医院のセラミック治療
京都府向日市西向日にある歯医者「もりした歯科医院」は、阪急京都線「西向日駅」から徒歩2分の場所にある歯医者です。「痛い」「怖い」という従来のイメージを変え、地域の皆さまが安心して通える歯医者づくりを目指しています。見た目と機能の調和を考慮した治療を大切にしており、その一環としてセラミック治療に注力しています。
<もりした歯科医院のセラミック治療の特徴>
➀最短1日のセラミック治療
セレックシステムを導入しています。コンピュータによる設計・製作を院内で行い、効率的かつ精度の高い詰め物・被せ物の提供を目指しています。※症例によっては当日に治療が終了しない場合があります。
➁バリアフリー設計と通いやすい環境
入口から診療室まで靴のまま入室可能で、車椅子やベビーカーでも利用しやすい環境です。また、お子様連れの方もご安心いただけるよう、キッズスペースも備えています。
➂セラミック治療からの予防・メンテナンス体制
セラミック治療後のメンテナンスを重視しています。
セラミック素材自体はむし歯になりませんが、メンテナンスを怠ると周囲の歯がむし歯になる可能性があります。定期的な健診やクリーニングを通して、患者さんの健康維持に取り組みます。
➃患者さん担当制による継続的なサポート
一人ひとりに担当の歯科衛生士がつき、継続的に口腔内の管理を行える体制を整えています。
京都府向日市西の歯医者「もりした歯科医院」は、セラミック治療をはじめとした診療を通じて、地域の皆さまのお口の健康を支えていくことを目指しています。「銀歯を白い歯に替えたい」「通いやすい歯医者を探している」という方は、京都府・向日市の当院へご相談ください。
まとめ
セラミックやCAD/CAM冠は、素材や作製方法の違いによって見た目や耐久性、費用などが異なります。また、保険診療か自費診療かによって選択できる範囲も変わることがあります。ご自身の口腔内の状態や希望に合わせて、それぞれの特徴を理解したうえで選択することが大切です。セラミックやCAD/CAM冠についてお悩みの方は、京都府向日市の歯医者 もりした歯科医院までお問い合わせください。
監修
もりした歯科医院 院長 森下 徹(もりした とおる)
【経歴】
平成 8年 洛星中学校 卒業
平成11年 洛星高等学校 卒業
平成17年 国立大阪大学歯学部 卒業(歯科医師免許取得)
平成17年 医療法人 翔己会 かい歯科 勤務
平成21年 同法人 南茨木プラザ歯科 医長 就任
平成24年 もりした歯科医院 開業
【所属学会・スタディーグループ】
・明石矯正研修会
・GPO(General Practice Orthodontics)
・顎顔面矯正治療研究会
・日本口腔インプラント学会
【修了セミナー】
・明石矯正研修会 レギュラーコース
・明石矯正研修会 アドバンスコース
・GPO矯正コース
・顎顔面矯正治療コース
・3iインプラントコース
・補綴(セラミック)における支台歯形成コース
・FAPホワイトニングセミナー
【専門分野】
・一般歯科
・小児歯科
・矯正歯科
・インプラント治療
・補綴治療(セラミック)
・予防歯科
