医院ブログ

小児矯正は痛みを感じることはある?対処法と歯医者に相談するタイミング

「小児矯正は痛みがあるのではないか」と不安に感じる保護者の方は少なくありません。子どもが治療を嫌がらないか、痛みがどのくらい続くのかなど、気になることは多いでしょう。小児矯正では、装置の種類や治療の進め方によって痛みの感じ方が異なり、多くの場合は時間の経過とともに落ち着く傾向があります。今回は、小児矯正の痛みを感じるタイミング、痛みへの対処法、歯医者に相談する判断基準について、向日市の歯医者 もりした歯科医院が解説します。

 

1. 小児矯正の痛みはどのような時に感じやすい?

小児矯正では、歯や顎に力をかけて成長を促したり歯並びを整えたりするため、一時的な痛みや違和感が生じることがあります。

①取り外し式の装置の場合

取り外し式の装置は、顎の成長を利用して歯が並ぶスペースを確保する目的で使用されることが多くあります。装着直後は締め付けられるような違和感を覚える場合があります。症状の程度や続く期間には個人差があります。

②固定式の装置の場合

歯に固定する装置では、調整後に歯が押されるような痛みを感じることがあります。特に食事の際に違和感が出やすいものの、多くは数日程度で落ち着きます。装置が頬や唇に当たる場合は、保護用のワックスを使用することもあります。

③歯が動くことによる痛み

矯正では歯を少しずつ動かすため、噛んだときに軽い痛みを感じることがあります。これは歯が動く過程でみられることのある反応の一つです。痛みの程度には個人差がありますが、長期間続くことはあまりありません。

④装置に慣れるまでの違和感

装置をつけ始めた直後は、話しにくさや異物感を覚えることがあります。食事や発音に影響を感じることもありますが、日常生活を送る中で徐々に慣れていくことが多いでしょう。

⑤痛みには個人差がある

同じ装置を使用しても、痛みの感じ方には個人差があります。

小児矯正の痛みは装置の種類や治療内容によって異なりますが、多くは一時的なものです。痛みが続く場合や強い違和感がある場合には、自己判断せず歯科医師へ相談しましょう。

 

2. 小児矯正で痛みを感じたときの対処法

矯正治療中に痛みを感じても、適切に対処することで日常生活への影響を抑えられる場合があります。無理に我慢するのではなく、子どもの様子を見ながら対応することが大切です。

①やわらかい食事を選ぶ

調整後に噛むと痛みが出る場合は、おかゆやうどん、スープなどやわらかい食事を選ぶと負担を軽減できます。硬い食べ物は痛みが強くなることがあるため、落ち着くまでは控えましょう。

②装置を正しく使用する

取り外し式の装置では、違和感があるからと長時間外してしまうと、治療計画に影響することがあります。歯科医師の指示に従って使用することが、治療を円滑に進めるために重要です。

③口腔内を清潔に保つ

装置の周囲に汚れがたまると、歯ぐきの炎症や不快感につながることがあります。歯ブラシや補助清掃用具を使い、毎日の口腔ケアを丁寧に行いましょう。

④気になる症状は早めに相談する

装置が外れた、頬に強く当たる、痛みが長引くなどの症状がある場合は、我慢せず歯医者へ相談してください。

痛みがあると不安になりやすいものですが、適切な対処を行うことで負担を軽減できる場合があります。日頃から歯科医師と相談しやすい環境を整えておくことも大切です。

 

3. 子どもが矯正治療の痛みを訴えたときに歯医者へ相談する判断基準

矯正治療中の痛みは一時的なことが多いものの、症状によっては歯科医師の確認が必要な場合もあります。痛みの程度や続く期間を見極め、適切なタイミングで相談することで、治療を進めやすくなります。

①痛みが数日以上続く場合

装置を調整した後は、2〜3日程度痛みを感じることがあります。しかし、痛みが長引いたり、日を追うごとに強くなったりする場合は、装置や歯の状態を確認するため、歯医者へ相談しましょう。

②食事や会話に支障が出るほど痛い場合

食事がほとんど取れない、会話が難しいほど強い痛みがある場合は、通常の経過とは異なる可能性があります。我慢せず早めに受診し、装置の調整が必要か確認してもらいましょう。

③装置が外れたり当たったりしている場合

ワイヤーや装置が外れたり、頬や唇、舌に強く当たって傷ができたりしている場合は、調整が必要になることがあります。放置すると口腔内の炎症につながることもあるため、早めに歯医者へ連絡しましょう。

④歯ぐきの腫れや出血を伴う場合

歯ぐきの腫れや出血などが見られる場合は、装置以外の口腔内トラブルの可能性もあります。自己判断せず、歯科医師の診察を受けて原因を確認することが大切です。

⑤子どもが装置を嫌がるようになった場合

痛みや違和感で装置を嫌がるようになると、治療計画に影響することがあります。装置を外したがる、装着を拒否する様子が続く場合は、一度歯科医師へ相談しましょう。

痛みの感じ方には個人差がありますが、強い症状や長引く痛みは我慢せず相談することが大切です。気になる変化があれば早めに歯医者へ相談しましょう。

 

4. 向日市の歯医者 もりした歯科医院の小児矯正について

向日市の歯医者 もりした歯科医院では、お子さんの将来を見据えた小児矯正に努めています。大人になってから歯を抜く矯正が必要になる事態を避けたいという想いから、顎の成長期に合わせた早期の介入を重視。ただ歯並びを整えるだけでなく、「美味しく食べる」という生活の質を高めるためのお口の健康づくりを大切に考えています。

【もりした歯科医院の小児矯正の特徴】

小児矯正の 特徴①:抜歯をしないための成長期への介入

将来的に健康な歯を抜かずに済むよう、顎の成長が活発な小学校低学年(6歳〜8歳頃)からの相談を推奨しています。上顎の成長に合わせて顎を広げることで、永久歯がきれいに並ぶためのスペースを確保し、自然な形での歯並びの改善を目指します。

小児矯正の特徴②:状態に合わせたオーダーメイドの装置選択

一人ひとりの顎の状態や成長スピードに合わせ、適切な装置を選択します。顎を広げるためのクワードヘリックスや急速拡大装置、取り外し可能なマウスピース型のプレオルソなど、複数の選択肢から歯科医師が判断し、お子さんへの負担を抑えた計画の立案に努めます。

小児矯正の特徴③:予防から矯正まで一貫した継続管理

地域の歯医者として、むし歯予防や定期検診と並行して矯正の経過を観察できる点がメリットです。お口全体の健康状態を把握しながら進めるため、矯正期間中のむし歯のリスク管理や、歯ぐきの状態変化にも柔軟に対応できる体制を整えています。

向日市で歯医者をお探しの方や、西向日周辺で小児矯正に関心のある方は、まずはご相談ください。適切な時期に始めることが、お子さんの将来の健康につながります。

向日市の歯医者 もりした歯科医院の小児矯正について詳しくはこちら

 

まとめ

小児矯正では、一時的な痛みや違和感が出ることがありますが、多くは時間の経過とともに落ち着く傾向があります。装置によって痛みの感じ方は異なり、適切な対処や歯科医師への相談によって負担を軽減できる場合があります。小児矯正の痛みについてお悩みの方は、向日市の歯医者 もりした歯科医院までお気軽にご相談ください。

 

監修

もりした歯科医院 院長 森下 徹(もりした とおる)


【経歴】

平成 8年 洛星中学校 卒業
平成11年 洛星高等学校 卒業
平成17年 国立大阪大学歯学部 卒業(歯科医師免許取得)
平成17年 医療法人 翔己会 かい歯科 勤務
平成21年 同法人 南茨木プラザ歯科 医長 就任
平成24年 もりした歯科医院 開業

【所属学会・スタディーグループ】

・明石矯正研修会
・GPO(General Practice Orthodontics)
・顎顔面矯正治療研究会
・日本口腔インプラント学会

【修了セミナー】

・明石矯正研修会 レギュラーコース
・明石矯正研修会 アドバンスコース
・GPO矯正コース
・顎顔面矯正治療コース
・3iインプラントコース
・補綴(セラミック)における支台歯形成コース
・FAPホワイトニングセミナー

【専門分野】

・一般歯科
・小児歯科
・矯正歯科
・インプラント治療
・補綴治療(セラミック)
・予防歯科