2026.08.27
小児矯正で歯並びは改善できる?自然に整うケースとの違いとは
1. 歯並びの状態から小児矯正を検討するケース
2. 子どもの歯並びが自然に整う可能性のあるケース
3. 小児矯正が必要か自然に整うかを判断するポイント
4. 向日市の歯医者 もりした歯科医院の小児矯正について
子どもの歯並びは、乳歯から永久歯への生え替わりや顎の成長に伴って変化することがあります。一方で、噛み合わせや歯が生える位置などによっては、小児矯正を検討したほうがよい場合もあります。自然に整う可能性があるのか、小児矯正を検討する必要があるのかを判断するには、継続的に歯並びの状態を確認することが大切です。今回は、小児矯正を検討するケースや自然に整う可能性があるケース、判断のポイントについて、向日市の歯医者 もりした歯科医院が解説します。
1. 歯並びの状態から小児矯正を検討するケース
小児矯正では、永久歯が並ぶ場所や上下の顎のバランス、噛み合わせなどを確認しながら治療を検討します。
①永久歯が並ぶ場所が不足している
顎に対して永久歯が並ぶ場所が不足すると、歯が重なったり、異なる位置から生えたりする場合があります。成長の状態を確認しながら治療時期を検討します。
②上下の顎のバランスに差がある
上下の顎の成長バランスに差がある場合、受け口や出っ歯などの噛み合わせにつながることがあります。顎の成長を踏まえた継続的な確認が求められます。
③噛み合わせにずれがみられる
左右の噛み合わせにずれがある場合、噛むときの顎の位置や動きに影響することがあります。歯だけでなく、顎の位置や動きも確認して対応を検討することが大切です。
④指しゃぶりなどの癖が続いている
指しゃぶりや舌を前へ出す癖、口呼吸などが続くと、歯並びや噛み合わせに影響する場合があります。口の使い方にも目を向ける必要があります。
⑤永久歯の生える方向に問題がある
永久歯が斜めに生えていたり、本来とは異なる位置から生えたりする場合があります。必要に応じて画像検査を行い、永久歯の位置や方向を確認することが重要です。
小児矯正が適するかは、見た目だけでは判断できません。永久歯の状態や顎の成長、噛み合わせを確認し、子どもに応じた対応を考えることが大切です。
2. 子どもの歯並びが自然に整う可能性のあるケース
乳歯から永久歯へ生え替わる時期は、歯の位置や隙間が変化することがあります。一時的に歯並びが乱れても、永久歯が生える過程や顎の成長に伴って整う可能性があります。
①乳歯の間に隙間がある
乳歯は永久歯よりも小さいため、生え替わる前に歯と歯の間に隙間がみられることがあります。この隙間は永久歯が並ぶためのスペースとなるため、必ずしも歯並びの異常とは限りません。
②生えたばかりの前歯が傾いている
永久歯の前歯は、生え始めに傾きや隙間がみられることがあります。その後、周囲の永久歯が生えるにつれて、位置が変わる可能性があります。
③生え替わりの途中で歯並びが不規則に見える
永久歯への生え替わりの途中は、歯の位置が一時的に不規則に見えることがあります。永久歯が生えるにつれて、歯並びが変化するケースもあります。
④永久歯の生える時期に差がある
永久歯が生える時期には個人差があり、生え替わりの途中では歯の高さや位置がそろわないことがあります。経過とともに歯並びが変化する場合もあります。
⑤一時的な噛み合わせの変化がある
永久歯が生える途中では、上下の歯が接触する位置が変わり、噛み合わせが不安定になることがあります。成長に伴う変化か経過を確認することが大切です。
自然な変化が期待できる状態でも、必ず歯並びが整うとは限りません。定期的に生え替わりや顎の発育を確認し、気になる状態が続く場合は歯科医師へ相談しましょう。
3. 小児矯正が必要か自然に整うかを判断するポイント
小児矯正を始めるか経過をみるかは、年齢だけでは決められません。歯並びの原因や永久歯の状態、顎の成長などを確認して判断することが求められます。
①歯並びが乱れている原因を確認する
歯並びが乱れる原因には、永久歯が並ぶスペースの不足や歯の傾き、口の癖などがあります。原因に応じて、経過観察や治療を検討します。
②永久歯の生え替わりを確認する
永久歯がどこまで生えているかは、治療時期を考える目安の一つです。乳歯の状態や永久歯が生える方向なども確認することがあります。
③顎の成長バランスを確認する
上下の顎の成長バランスによって、歯並びや噛み合わせが変化することがあります。受け口など顎の成長が関係する場合は、継続的な経過観察が必要になることがあります。
④口の癖や呼吸の状態を確認する
指しゃぶりや舌の使い方、口呼吸などは、歯並びに影響することがあります。口周りの癖や生活習慣も確認することが重要です。
⑤定期的に変化を確認する
成長に伴って歯並びや噛み合わせは変化することがあります。定期的に状態を確認し、その変化をみながら治療時期を検討します。
自然に整う可能性をみながら経過を確認するか、小児矯正を検討するかは、子どもの状態によって異なります。歯並びだけでなく、顎の成長や永久歯の状態などを踏まえて治療方針を考えることが大切です。
4. 向日市の歯医者 もりした歯科医院の小児矯正について
向日市の歯医者 もりした歯科医院では、子どもの将来を見据えた小児矯正に努めています。大人になってから歯を抜く矯正が必要になる事態を避けたいという想いから、顎の成長期に合わせた早期の介入を重視。ただ歯並びを整えるだけでなく、「美味しく食べる」という生活の質を高めるためのお口の健康づくりを大切に考えています。
【もりした歯科医院の小児矯正の特徴】
小児矯正の 特徴①:抜歯をしないための成長期への介入
将来的に健康な歯を抜かずに済むよう、顎の成長が活発な小学校低学年(6歳〜8歳頃)からの相談を推奨しています。上顎の成長に合わせて顎を広げることで、永久歯がきれいに並ぶためのスペースを確保し、自然な形での歯並びの改善を目指します。
小児矯正の特徴②:状態に合わせたオーダーメイドの装置選択
一人ひとりの顎の状態や成長スピードに合わせ、適切な装置を選択します。顎を広げるためのクワードヘリックスや急速拡大装置、取り外し可能なマウスピース型のプレオルソなど、複数の選択肢から歯科医師が判断し、子どもへの負担を抑えた計画の立案に努めます。
小児矯正の特徴③:予防から矯正まで一貫した継続管理
地域の歯医者として、むし歯予防や定期検診と並行して矯正の経過を観察できる点がメリットです。お口全体の健康状態を把握しながら進めるため、矯正期間中のむし歯のリスク管理や、歯ぐきの状態変化にも柔軟に対応できる体制を整えています。
向日市で歯医者をお探しの方や、西向日周辺で小児矯正に関心のある方は、まずはご相談ください。適切な時期に始めることが、子どもの将来の健康につながります。
まとめ
子どもの歯並びは、永久歯への生え替わりや顎の成長によって自然に変化する場合がある一方、噛み合わせや顎のバランスなどによって小児矯正を検討するケースもあります。歯並びの見た目だけで小児矯正の必要性を決めず、永久歯の位置や口の癖、成長経過を含めて確認することが大切です。小児矯正や歯並びについてお悩みの方は、向日市の歯医者 もりした歯科医院までお問い合わせください。
監修
もりした歯科医院 院長 森下 徹(もりした とおる)
【経歴】
平成 8年 洛星中学校 卒業
平成11年 洛星高等学校 卒業
平成17年 国立大阪大学歯学部 卒業(歯科医師免許取得)
平成17年 医療法人 翔己会 かい歯科 勤務
平成21年 同法人 南茨木プラザ歯科 医長 就任
平成24年 もりした歯科医院 開業
【所属学会・スタディーグループ】
・明石矯正研修会
・GPO(General Practice Orthodontics)
・顎顔面矯正治療研究会
・日本口腔インプラント学会
【修了セミナー】
・明石矯正研修会 レギュラーコース
・明石矯正研修会 アドバンスコース
・GPO矯正コース
・顎顔面矯正治療コース
・3iインプラントコース
・補綴(セラミック)における支台歯形成コース
・FAPホワイトニングセミナー
【専門分野】
・一般歯科
・小児歯科
・矯正歯科
・インプラント治療
・補綴治療(セラミック)
・予防歯科
